Cough Investigation

日本咳嗽学会学会誌「Cough Investigation」概要

誌名 Cough Investigation
発行機関 日本咳嗽学会(Japan Cough Society)
刊行年 2024年
ISSN ONLINE ISSN(ISSN-L)
刊行目的 咳嗽およびその関連領域に関する論文の掲載
刊行形態 J-STAGE電子ジャーナル公開システムを利用したオンラインジャーナル
通常は採択された論文を,順次PDFとしてJ-STAGEに公開
Web サイト
編集委員会 委員長 松本 久子、委員 石浦 嘉久、海老原 覚、山田 武千代
編集事務局 日本咳嗽学会事務局(名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 内)
E-mail cough@kubix.co.jp
制作担当 京都市上京区下立売通小川東入 中西印刷(株)

「Cough Investigation」投稿規定

1.「Cough Investigation」の目的

本誌は日本咳嗽の学会誌であり,咳嗽およびその関連領域に関する論文を掲載する.

2. 投稿および掲載区分

1)投稿論文は,以下のいずれかの区分とする.
〔原著〕咳嗽およびその関連領域に関する論文で,独創性・新規性があり,かつ,科学的に価値ある事実あるいは結論を含むもの.
〔短報〕咳嗽およびその関連領域に関する論文で,独創性のある所見,見解の速やかな発表を期待するパイロット的研究報告.
〔総説〕咳嗽およびその関連領域に関する特定の主題について,これまでの知見,研究業績を総括し,体系化あるいは解説したもの.原則として編集委員会が執筆を依頼する.
〔症例報告〕咳嗽およびその関連領域に関する症例報告で, 新たな機序解明・診断に寄与する,または教育的なもの.
2)投稿論文の内容は,他の出版物(国の内外を問わず)ですでに発表あるいは投稿されていないものに限る.
重複投稿は禁止する.

3. 投稿資格

筆頭著者または責任著者は本学会の会員に限る.ただし,編集委員会から依頼された原稿についてはその限りではない.

4. 言語

投稿言語は,日本語あるいは英語とする.英文投稿において,ネイティブスピーカーではない場合,投稿前にネイティブスピーカーによる校閲を受けること.

5. 倫理的配慮

  • 投稿論文の研究は,関連した法規,指針,ガイドラインを遵守して実施すること.
  • 人を対象とした研究は研究対象者への倫理的配慮のもと実施し,本文中「方法」に倫理的配慮の項目を設け,具体的な配慮の内容を明記すること.
  • 倫理審査が必要な研究(例えば,「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」や臨床研究法等に該当するもの,研究対象者の心理的・身体的負担が大きいもの,個人情報の取り扱いがあるもの,研究者と研究対象者に心理的な力関係が生じるもの等)は,投稿者が所属する施設等の倫理審査委員会等の承認を得た上で実施し,本文中「方法」に倫理的配慮の項目を設け,倫理審査委員会等の承認内容について明記すること.
  • 症例報告に際しては個人情報の取扱いに特に注意すること.

6. 採否・掲載順位

1)投稿原稿については複数の査読者の意見をもとに編集委員会で検討し,その採否を決定する.
2)編集委員会の判定により,掲載区分の変更を著者に求めることがある.
3)掲載は受理順を原則とする.ただし,著者校正の完了時期により前後する可能性がある.

7. 利益相反

投稿論文の研究について,著者全員が利益相反に関する自己申告書を提出すること
(投稿時に著者全員の自己申告書を一つのファイルにして投稿フォームから提出).

8. 著作権

本誌に掲載された論文の著作権は,本学会に帰属する.論文はクリエイティブ・コモンズ表示 4.0 国際(CC BY-ND)ライセンスの条件(https://creativecommons.org/licenses/by-nd/4.0/legalcode)下で掲載される.図表改変のうえ転載を希望する場合は,学会事務局へ申請を必須とする.

9. 掲載費用

4頁(字数については執筆要項を参照のこと)を超える頁分は著者負担にする。但し超える分の全てまたは一部をSupplementary materialsにしても良い。その場合Supplementary materials 分の費用負担は発生しない。

10. 著者校正

著者校正は原則として初校のみとする.校正は原則として「て,に,を,は」や漢字の間違い等最小限の誤記のみについて行い,本文,図表の大幅な変更は認めない.なお,投稿者が連名の場合は,連絡著者に校正原稿を送付する.

11. 投稿原稿の受付・問合せ

新規の投稿原稿は本学会のWEB投稿フォームにて受け付ける.

〈WEB投稿フォーム〉

投稿フォーム

執筆要項

1. 原稿様式

1)原稿は,定められたテンプレートファイルを用いて作成し,数字,記号は半角文字を用いること.

2)原稿は表紙,抄録,本文(原則として,「目的」,「方法」,「結果」,「考察」,「文献」の順序とする.「総説」,「短報」では形式が異なっても差し支えない),図表説明文,表,図,の順とする.英文投稿時も同様とする.

3)和文投稿時は,表紙に論文題名,著者名,所属名を和文,英文の両方で記載し,最後に連絡著者の住所,電話番号及びe-mailアドレスを明記すること.表紙には掲載区分を明記する.英文の場合は英文での掲載区分を記載する.著者の所属が複数の場合は,上付きの数字を著者名の後に付す.連絡著者は上付きの*を所属番号の後に付す.

4)抄録:和文投稿時は和文200字以内,英文投稿時は英文100 words以内.

5)キーワード(投稿言語に関わらず,日本語・英語でそれぞれ3語以内)を付ける.キーワードは原則として単語とし,長い文になることは避ける.

6)図(グラフ,写真を含む)は,1図につき1枚としそれぞれ別紙で投稿する.いずれも明瞭なものであること(詳細は6. 原稿データフォーマット参照).

7)電子付録(Supplementary materials)がある場合は,本文の最後(利益相反の後)に「この論文のJ-STAGEオンラインジャーナル版に電子付録(Supplementary materials)を含んでいます.」または「The J-STAGE online journal version of this article contains supplementary materials.」と記載すること.

2. 原稿の長さ

1)和文投稿時
本文,図表,引用文献を含めて,「原著」「総説」は約6000字以内(組上4頁目途)とする.
図表は600字程度に換算する.

2)英文投稿時
本文,図表,引用文献を含めて,「原著」「総説」は約2500 words以内(組上4頁目途)とする.図表は300 words程度に換算する.

いずれも超過する場合は電子付録に含めること.

3. 用語

1)新かな遣いを用い,本文中の外国人名・地名は原語あるいは英語を用い,薬品名は原則として一般名で書くこと.特定の薬品,機器・材料などを記載するときは,商品名,商標または登録商標であることを明示すること.一般名と併記する場合は,一般名を優先し,商品名等をカッコ内に示す.

2)論文中で繰り返される語は略語を用いて差し支えないが,初出の際には省略せずスペルアウトすること.

3)度量衡はSI単位系(mm,cm,mL,dL,mg,kgなど)を用いること.

4. 利益相反

本文の最後(参考文献の前)に,「利益相反」として必要事項を以下の例を参考にして記載すること.
1)開示すべき利益相反がない場合
【記載例】 発表内容に関連し,開示すべき利益相反はない.

2)開示すべき利益相反がある場合:著者名と開示する内容を記載する.
【記載例】 発表内容に関連し,開示すべき利益相反を以下に示す.
1. 役員・顧問:あり(著者名,XX製薬)
2. 株保有状態:あり(著者名,XX製薬)
3. 特許使用料:あり(著者名,XX製薬)
4. 講演料・原稿料:あり(著者名,XX製薬)
5. 受託研究費・共同研究費・奨学寄付金:あり(著者名,XX製薬)
6. 寄附講座所属:(著者名,XX製薬)

5. 引用文献

引用文献は20以内とする.本文中で引用する都度,順次上付きの算用数字で番号を付け,引用文献欄に番号順に列挙する(バンクーバー方式).文献の書誌情報の記載は「生物医学雑誌への投稿のための統一規定」に準ずるが,著者・共著者は3名まで記し,4人目以降は「他」「et al.」を用いて省略する.和文誌は完全誌名,英文誌はIndex Medicus採用の略誌名(例 N Engl J Medなど)を使用する.下記の記載例を参考にすること.

1)論文
原則:著者名.表題. 雑誌名. 出版年; 号: 開始ページ–終了ページ.
[例]
Lai K, Saita I, Song WJ, et al. Cough and cough hypersensitivity as treatable traits of asthma. Lancet Respir Med. 2023; 11: 650–662. doi: 10.1016/S2213-2600(23)00187-X.

亀井淳三.慢性咳嗽の成因となる咳感受性亢進機序に関する最新の知見.YAKUGAKU ZASSHI. 2021; 141: 1333–1342. doi: 10.1248/yakushi.21-00155.


2)書籍
分担執筆者名.項目名.(英文はIn: ) 編者名(編).書籍名.pp. 当該ページ,出版社名,発行年に準じる.
[例]
原丈介,藤村政樹.咳嗽の診断に有用な検査.専門医のための遷延性・慢性咳嗽の診断と治療に関する指針 2021年度版.pp. 10–20,前田書店,2021.


日本呼吸器学会咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019作成委員会(編).咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019.メディカルレビュー社,2019.

3)インターネット
著者名.タイトル.URL.参照日.
[例]
厚生労働省.新型コロナウイルス感染症について.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html (2023年12月1日アクセス)

6. 原稿データフォーマット

原稿データは以下のフォーマットを推奨する.
本文:Microsoft Word(テンプレートファイルを入手して使用すること)
表:Microsoft Word(本文に含めても良い),またはMicrosoft Excel
図(グラフ・写真): 写真は解像度の高いオリジナルデータ, テキストを付加された図版の場合は編集可能なデータが好ましい(一般的な形式であればフォーマットは問わない)

7. 改訂稿を投稿する際の注意

1)査読者のコメントに対する回答は,各査読者のコメントごとに,どのように訂正したかがわかるように記述すること.さらに,改訂稿には前回からの変更箇所を赤字で示した版と変更箇所のないcleanな版の両方を投稿すること.

2)改訂稿は2ヵ月以内に投稿すること.それ以上の期間を要する際には,理由を編集事務局に連絡すること.連絡なく改訂期日を超過した場合には「取下げ」として処理する場合があるので注意すること.

2024年1月15日制定

〈問合せ先〉

「Cough Investigation」編集事務局
E-mail: cough@kubix.co.jp