セミナー
(和文)日本学術振興会研究拠点形成事業「第4回肝疾患・分子生物学セミナー」
(英文)JSPS Core-to-Core Program "4th Seminar for Liver Diseases and Molecular Biology"
開催期間
平成30年9月1日~平成30年9月28日(28日間)
開催地(国名、都市名、会場名)
(和文)日本・金沢・金沢大学
(英文)Japan, Kanazawa, Kanazawa University
セミナー開催の目的
このセミナーは若手研究者・医師の育成を目指す者である。参加対象は、若手研究者および若手医師とし、中国、ベトナム、モンゴルからそれぞれ1名ずつの参加者を募集する。28日間の滞在を予定し、滞在期間中、金沢大学附属病院の肝疾患専門医師、および基礎研究者が、分子生物学的手法、HBV・HCVのウイルス学、疫学さらにHBV・HCV関連肝疾患の診断、治療法と基礎から臨床までの幅広い分野の理解を深めるために、講義を行う。また金沢大学附属病院の肝疾患専門医と共に金沢大学附属病院の見学を行い、B型・C慢性肝炎、肝硬変、肝癌の診断、治療などの臨床肝臓病学に関して理解を深めると共に、金沢大学の基礎研究者の指導の下、HBV・HCVの培養細胞複製系に関する実験手法の習熟を図る。さらに、滞在期間中に、各国におけるB型・C型慢性肝疾患に関する診療、基礎研究に関して、意見・情報交換を行い、交流を図る。
またこの本セミナーへの参加者は、R2「HBV完全排除を目指した新規抗ウイルス療法の開発」に関する基礎実験も行う。
期待される成果
- 本セミナーに参加することで、上述のごとく、臨床・基礎肝臓病学から、一般的な分子生物学的手法を学ぶことが期待される。
- セミナーで習得した技術を用いて、HBV完全排除を目指した新規抗ウイルス療法の開発のための基礎実験に携わる。研究の遂行及び若手研究者の実験手技の向上が期待される。
- 若手研究者間の国際的なネットワークが構築されることが期待される。
セミナーの運営組織
金沢大学医薬保健系事務部
金沢大学附属病院消化器内科